木を活かす

森から収穫した原木のうち、利用価値の高い丸太は原木市場に運ばれ、比較的細い丸太は組合が運営する加工場「とよね木サイクルセンター」でその一部を買い取ります。加工事業では、板材・角材など主に地元業者のニーズに応える製材品を生産し、製材時に出る端材を利用してペレット燃料を作っています。長い年月をかけて育て、森から収穫した丸太はほとんど余すところなくわたしたちの暮らしに活かされます。

豊根村は愛知県の東三河北部(奥三河)に位置し、長野県、静岡県と境を接する村です。森林面積が全体の93%を占め、その内78%を人工林が覆うスギ・ヒノキの産地です。昨今の林業の不振等により間伐材利用が進みませんでしたが、製材及び加工工場に加え木質燃料(ペレット)を生産することにより、原木の丸太すべてを利用することができます。奥三河地方で育った杉は「三河杉」と呼ばれ、光沢のある赤味と美しい木目で、これまで天井板などの高級材としても多く利用されてきました。なかでも豊根村産の杉は全国で木材業者を悩ませている枝虫の食害もなく、素直でおとなしい木柄が特徴です。

日々の暮らしに寄り添う無垢の木。

無垢の杉板は使うことで深い艶を増し、やがて落ち着いた飴色に変わります。あたたかく柔らかな手触りでそこに住む人を和ませ、くつろがせて心地よい居場所をつくります。

工業製品と違い木の板は生きています。年月とともに変色し、キズもつきます。良質の素材なら、それも美しく味わい深い歴史の刻印となります。無垢材の魅力を自然のまま生かすため、塗装はしません。だから、安心・安全で木の呼吸(調湿作用)も妨げません。

豊根村産の木質ペレット(eco Woods)

木材を粉砕し、圧力をかけて直径6~10㎜、長さ10~25㎜の円筒形に圧縮成形した木質燃料です。製材工場から発生する樹皮、端材、のこ屑など、木の不要な部分や森林の育成過程で生じる間伐材などを原料としています。これらを破砕しておが粉にし、高圧で圧縮して成型します。圧縮する際に、木材に含まれるリグニンが溶け出して固まるため、接合剤等を用いることなく木質の素材のみで成型が可能です。

木サイクルセンターでは、製材時の加工くずとしてでた木と樹皮を無駄なく使う「全木ペレット」を製造しています。(木部を主体としたペレットを「ホワイトペレット」、樹皮を主体としたペレットを「バークペレット」といいます)

eco Woods 10kg

eco Woods

原料スギ・ヒノキ(豊根村産)
発熱量約4,700kcal ※1
灰分0.74%
販売方法 ※2販売場所とよね木サイクルセンター

※1 ペレット約2.3㎏で重油1Lと同じ熱量となります。

※2 大口をご希望の方はご相談ください。

間伐材使用の とみやまさんかくん

間伐材を製材した10㎝角で長さ60㎝の角材8本をボルトで連結した多用途木製柵です。背面の部材を引き出して三角形に組むことで各種の工法に使用でき、汎用性が高い製品です。

側溝保護工として利用、のり面、林道(路線)の整備及び管理、単体で看板などに活用できます。

納品状態
使用状態のさんかくん
立て看板として活用
土留めとして活用(茶臼山高原スキー場)

その他製品

上記以外の各種木製品のほか、板・柱など各種素材も提供しております。

詳しくは、豊根村役場 産業課 (℡0536-85-1314)までお問い合わせください。